DTMにwin7 64bitはまだ早いようだ・・・そんな時はレノボ+XP(X220をXP化)
4年使ってたDELLのXPS M1210がぶっ壊れたのを機に、PCを新調した。最初はWin7の64bitにSonar8 64bit版を入れてた。しかしいろんな問題に直面した。
- ハードウェアMIDI音源が認識しない
- VSTiが64bitのSonarに対応してないものがたくさん
ソフト・ハード共に選択の幅が狭まってしまう。ということでwin7 64bitはまだ早いという結論。
もしXPのインストールディスクを持っているならあきらめるのはまだ早い。特にレノボのThinkPadならXP化も楽勝だ。X220をXP化したんでやったことを書いてみる。以外にあっけない。
まずはHDD交換
いきなりすぎるだろ!と突っ込まれそうですが、せっかくプリインストールされているwin7を消すのは勿体無い。それに売るときに困らない。クレカ情報が残らないようにHDDを完全消去して~~という無駄な苦労が必要ないからだ。
不運にも俺がかったX220は2.5インチの7mmだった。通常は9mm。薄型7mmは選択肢が少なく、容量もあまり大きくない。
HITACHI ハードディスク 日立2.5inch Travelstar バルク品HTS723232A7A364
とりあえず俺はこいつにした。7200回転で多少スピードもある。容量はもうちょっと余裕がほしかったが贅沢はいえない。
交換自体は簡単。うらっかえしにして左側にあるビスを一個外してスライドさせればOK。これやるとレノボの修理サポートができなくなるから気をつけて。
インストールまでは簡単
外付けのDVDドライブをUSB接続してF2でBIOSを起動。CDブートするように設定。後はインストールが終わるまで待つ。OS自体は、2年前にぶっ壊れて捨ててしまったmac miniに入れてたXP SP2を利用。リテール版だから確か3万くらいしたなぁ。。。
俺がレノボにこだわるわけ
普通だとこの後の「ドライバーインストール」で詰む人が多い。しかしレノボは「最適なドライバーを自動でインストールしてくれる」というすばらしいサービスがある。もちろんwin7だけでなくXPでもOK。順序としては
- ネットワークドライバをインストール
- .NET Framework 3.5をインストール
- Thinkpad system updateをインストール・起動してほったらかす
これだけだ。ネットワークドライバだけはUSBメモリなんかにほかのPCでダウンロードして持っておく必要がある。これがないとネットにつなげないからね。しかし俺はwimaxだったからこの工程すら要らなかった。
wimax接続=>.NETインストール=>system updateだけで済んだ。
まだまだXPだね
XPにしたおかげで32bitアプリもネイティブ動作、ハードウェア音源も使えるようになった。CPUやメモリは最新のもので、OSだけがちょっと古い。いってみりゃオーバースペックを体験できるわけだ。こりゃいいね。レノボがXPのドライバ提供を止めるまではしばらくはThinkPad以外の選択肢はないね。
ThinkPadは高いイメージがあるかもしれないが、最近はそうでもない。6万以下でcore i5 第二世代の4GBメモリなノートPCが手に入っちゃうのだ。EDGEシリーズは安い割りにスペックは高い。system updateも使える。サブノートはこいつにしようかな、と早速思い始めてるくらいだ(笑