waves「L1」以外にフリーで良い感じのリミッターVST「W1」「LoudMax」「TLs-Pocket_Limiter」3種ご紹介
マスタリングの時など、音圧を上げたい時ってありますよね。そんなときは「マキシマイザー」だとか「リミッター」を使うことが多々あります。業界標準のwavesプラグイン「L1」を使うのが良いらしいのですが、貧乏人の私には手が出ません!そこでL1以外の選択肢としてチョイスした、自分が使ってみてよかったフリーのリミッター3つ同時にご紹介。
超簡単!George Yohng's W1 Limiter VST
特定のGUIを持たない、超シンプルなリミッターです。パラメータは以下3つ
- Threshold・・・どんだけ音圧を上げるか
- celling・・・天井、すなわち何デシベルまで出力するか(マスタリングなら0でOKかな)
- Release・・・リリースタイム(msec)
基本、私はマスタリングで使うときは「リリースタイムは最速1.0msecにし、スレッショルドは調整」で使ってます。お手軽簡単。
※どうやら開発終了しているらしいです。うーん残念。
パワー感が素敵!LoudMax VST Plugin
上のW1と違ってGUIが表示されます。上のバーが現在の入力、下のバーがリミッター後の出力。右のバーはどんだけ音ぶっつぶしてるか。目で見て確認できるのが嬉しいですね。
これも操作はシンプル。リリースとかそういうものはないんで。笑 上側のスライダー「Threshold」をいじるだけですね。私みたいなど素人でも安心!
コンパクトエフェクターみたい!TLs-Pocket_Limiter
まるでギターのコンパクトエフェクターみたいなGUIのリミッター。基本的にはGainをあげて使うもののようです。随分古めかしいなぁと思ったら開発終了しているらしく、いつまでダウンロードできるか分かりません。今のうちにとっておこう・・・
主観で聞き比べたところ・・・
George Yohng's W1 Limiter VST
無難。笑
wavesのL1をシミュレートしただけあって綺麗に処理してくれるし、何よりシンプルでCPUにも優しい。とりあえず迷ったらこれ、っていうプラグインかな。テクノ系はコレ使いやすいですね。あとすっきりしたファンクとかも。
LoudMax VST Plugin
なんと言ってもガッツがある。チューブ感っていうんですか?何だかパワーが足される感じ。アコースティックな感じの曲、生音重視な曲に合いそうですね。ロックのトラックを更にガツンとさせたい、なんて場合にも使えそう。
TLs-Pocket_Limiter
自然な仕上がりです。W1に近い音かなと思います。W1だと「GUIを持たないせいで、効きが目視確認できない」ため、耳で頑張るしか有りません。まぁそれでも良いんですが念のため目視確認したい場合はこちらを使うのも有りかなと思います。
現在も開発が進んでいるLoudMaxがどこまで伸びるか、楽しみにしつつ今後もちょくちょく進捗見ていきたいと思います。