俺的波形編集の肝:EQ - Bassの処理
最近Album制作で音声編集する時間が長かったので思いつきで始めましたこの「俺的波形編集の肝」シリーズ。第二弾はBassの処理です。あくまで俺的、というところがミソだったり。笑
Bassのイコライジングは2種類ある
バンドアンサンブルで極低音を支える楽器、Bassですが、そのままだとバスドラムと干渉します。アンサンブルの中で、Bassとkick、どちらに極低音を任せるか変えます。ベースライン・キックのタイミングなど、総合的に判断してどっちを極低音に割り当てるか考えます。
Bassで極低音を支えるEQのパラメータ
- 50Hzをちょい上げ
- 200Hzを+3dbくらい
- 800Hzをちょい上げ
- 10000Hz以上はバッサリ
録音・EQは共にmonoです。50Hzで重みが増し、200Hzで安定感が出ます。800Hz~1000Hz付近をあげるとベースラインが明瞭になります。10000Hz以上はノイズ成分が多いので思い切ってバッサリ切ってしまいます。
kickで極低音を支え、Bassは抑えるEQのパラメータ
- 60Hz以下バッサリ
- 120Hzを+4dbくらい
- 300Hzを+3dbくらい
- 10000Hz以上はバッサリ
60Hz以下はバッサリ切ることで極低音担当をkickに委ねます。その代わりスカスカしないよう120Hzを上げ、300Hz辺りで安定感を与えます。10000Hz以上はバッサリ
以上、第二回俺的波形編集の肝:EQ - Bassの処理でした。何かのご参考にしていただければと思います。
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