すげえ!ブラウザで色んなクリエイティブワークができる!「Aviary」
- Aviary - オンラインでクリエイティブ!(残念ながら閉鎖してしまったようです)
最近は絵も音楽もブラウザでいろいろ出来ちゃう時代ですが、これは使い勝手も良く(ぶっちゃけちゃうと、市場で出回っているソフトウェアの使い勝手に類似しているため)一つのアカウントで音も絵もクリエイティブ出来ちゃうんだから楽ちん。
6種類のクリエイティブツールが楽しめる
Flashが再生できるブラウザなら動作OK!2009/11/30現在、6種類のツールが使用できますが、まだまだ追加されるらしい。
※記事掲載の画像はクリックすると拡大されます:)
まるでPhoto●hop!?「Image Editor Phoenix」
配色にお悩みのあなたへ!「Color Editor Toucan」
混ぜ混ぜして3D風アート!「Effect Editor Peacock」
第一印象、「何だこの難解なツールは!?」:(
どうやら用意されてるリソースを合成して3D風な描画アートが手軽に楽しめるツールだそうです。公式ページに掲載されているPeacockアートギャラリーのクオリティの高いこと。。。自分はコレで精一杯ですすみませんorz
Illustra●orかよ!「Vector Editor Raven」
ベクター画像(ベクターについては→参考サイト「Wikipedia - ベクターイメージ」をご覧ください)が作れます。まるっきりAdo●eのIllustratorな感じの使い勝手。フィルタやオブジェクトの変形も自由自在。ガイドツールでガイドを引いてピクセル単位でオブジェクト配置できて、これは仕事にも使えるんじゃないか?と思いました。
画像キャプチャー!「Image Markup Falcon」
DTMしちゃいなよ!「Audio Editor Myna」
私の中では大本命のDTMツール。細かく見ていきましょう。
感覚的には「Garage Band」みたいな感じですね。オーディオデータを切り貼りして遊ぶ感じ。
すでに用意されたライブラリを使う場合は、下画像のように赤枠のLibraryボタンを押してライブラリリストを表示し、あとは素材をドラッグアンドドロップしてペタペタするだけです。(このライブラリ、数千くらいあるみたい。強力!)
パソコンにあるオーディオファイルをUPLOADする場合は左上の「File」から「Inport Audio」で行けます。インポートしたデータは画像の青枠にある「Imported」ボタンを押すとリストに表示されます。そこからドラッグアンドドロップして使用してください。
作曲開始
データをペタペタ貼ってみました。テンポを変えたいときは緑枠のtempoで数値指定すればOKです。レコーディングしちゃいたい時はピンクの枠のRecordボタンを押してください。
エフェクトを挿入
トラック内のデータを選択し、右クリックしてEffect、もしくは左上のEditの中のEffectを押すとエフェクトが付けられます。
対応しているエフェクトは8種類(SweepPeak,LoPass,Reverb,Flanger,StereoDelay,HiPass,ParaEQ,Pitch)と割と必要なモノは揃ってる感じですね。今後も追加されていくんでしょうか?個人的には3Bandコンプとかあったら楽しいのにとか思いつつ:)
完成したらMixDown
左上のFileから「Mixdown」を選べばオーディオファイルとして出力し、ダウンロードできます。wavの他mp3としてもダウンロード可能。そのほか、WEBサイトに載せるためのオンラインミュージックプレイヤーを貼り付けるURLが表示されたりと親切設計ですね。
作ってみた
総評としては、お絵かきツールもDTMツールも完成度は高いです。このままでも十分活用できます。DTMツールに関してはリリースされたばかりですし、今後もアップデートされるかもしれませんね。
ソフトを買わないでもこうしたツールを使ってクリエイティブ活動ができるってのは良いもんですね。このツールの認知度が上がって、世界中の人が表現者としての芽を育てていってくれたらいいなーと思います。
追記:お絵かき系について詳しく紹介されてるサイトさんを発見。あと、ブラウザにGoogleChromeを使ってる方は便利なエクステンションがでてるみたい。