iPadアプリ「CubasisLE」でwavのインポートとプロジェクトファイルのエクスポートをする

以前「YAMAHA「AG-03」ミキサー型オーディオインターフェイスの良いところ悪いところ(と解決方法)」でもご紹介しましたCubasisLE。こちらを使ってレコーディングしてみようと思い、カメラコネクションキットを購入してAG-03を接続しました。AG-03の接続、マイク録音はまるで問題なかったのですが、そもそもwavの読み込みってどうするんだ?とかエクスポートはどうすればいいの?など試行錯誤しながらやってみました。

wavのインポート

iPadとPCを接続する方法もありますが、Dropboxを使った同期のほうがお手軽なのでそちらを試してみました。


DropboxにPCからアップする


ipadのDropboxアプリで「ファイル」タブからwavを選択し、右上のメニューから「エクスポート」を選択


「別のアプリで開く」を押す


wavのダウンロードらしき処理が始まるので放置する


cubasisLEにコピー をおす


cubasisLEアプリが開き、Audio>my audioに追加されている。ダブルタップすると新規トラックとしてプロジェクトに追加できる

あえてDropboxでやりとりすることで、PCでオケを書き出したらそのままDropboxに吐き出ししておき、レコーディング準備をしながらiPadに転送しておき、いざiPadとともにスタジオへ行く、という一連の流れがスムーズにできますね。Dropboxの容量にさえ気をつけていればこれが一番お手軽な方法かも。

wavのエクスポート、プロジェクトのエクスポート

こちらは残念ながらワイヤレスなやり方が見つからなかったのでPCに接続します。


左上の「MEDIA」ボタンから「Mixdown」>「Create Mixdown」を選択し、WAV書き出し


ipadをPCと接続し、itunesを開き、ipad管理画面のAppタブを開く。下にスクロールするとファイル共有という欄があるのでここからCubasisLEを選択し、エクスポートしたいフォルダを選択(ここでは全選択した)して保存先を選択するとエクスポート可能

これでiPadでミックスダウンしたオーディオファイルも、プロジェクトも書き出しが可能です。ただし、プロジェクトを読み込む場合はAG-03に付属していたcubaseAIなどが必要ですのでそこだけは注意が必要です。前もってダウンロードしてインストールしておくと楽です。

また、cubaseAiなどでcubasisプロジェクトを開くにはCubasis Project Importerというソフトをインストールしておく必要があります。


Cubasis Project ImporterをインストールするとCubaseAIからCubasisプロジェクトが読み込める

実際にレコーディングで使用してみると、CubasisLEだとオーディオトラック4つまでという制限がきつく感じます。ボーカルレコーディングを例にしましたが、オケの2mixで1トラック使ってしまうので実質3トラックまでしか録音できません。都度都度プロジェクトを新規で作成し、またオケの2mixを読み込んで・・・と小刻みにプロジェクトを分割しないといけないのが意外と面倒。

また、44.1kHz 16bitしか対応していない点も注意です。レコーディングは24bitでやるんですがcubasisのために16bitに下げてプロジェクトを作るのもちょっとどうかな、といった印象です。まぁ無料だったのでこれでも十分嬉しいですが、アップグレードも考えちゃいますね。

一番の恩恵は「軽装になった」こと

今まで、ボーカル録音となると

  1. ノートPC
  2. PC用アダプター
  3. マウス
  4. マイク
  5. オーディオインターフェイス

と装備が多かったのですがこれならiPadとマイクとインターフェイスで良さそう。iPadなら充電しなくても長時間持ちますしね。随分軽装になります。これが一番嬉しい効果かなと思います。

3600円でCubasisフル版と同等のアプリにアプグレできるらしいので、これは考えちゃいますね。24bitで録音できるなら本当にPCレスで録音に出かけられます。更に言うとこの軽装なら普段のヒトカラとかボイトレのときにも持ち出して歌声を録音しながら自分の声を分析できるんじゃないでしょうか。

どちらにせよ、この軽装化で受けられる恩恵は多いように思えます。欲を言えばAG-03を持ち運ぶ際のケースかなんかがあればなーと思う秋の夜長でした。

ページトップへ