free vstだ!ディエッサー「Modern De-Esser」ボーカルのサ行が気になる時に

ボーカルをRECすると、妙に「サシスセソ」が耳に付くことってありませんか?そんな時は「特定の帯域の音を監視して、スレッショルドを越えたら音量を抑える」エフェクト、ディエッサーの出番です。

今日はフリーのディエッサー「ANTRESS MODERN De-Esser」をご紹介します。

ANTRESS MODERN De-Esserについて

こんな感じのディエッサーです。ラックタイプのハードウェアエフェクターみたいな面構えが素敵。

ANTRESS MODERN De-Esser

パラメータについて

パラメータは全てつまみで制御します。まんまハードウェアをいじるみたいにグリグリ動かして使えるのが好印象。

  • Threshold・・・どの程度の音量を超えたらディエッサーを作動させるか(感度的なアレ)
  • Ratio・・・どんだけ抑え込むか(力加減的なアレ)
  • Width・・・どんだけ帯域を広げるか(幅。まんまです)
  • Release・・・動作をどんだけ持続させるか
  • Freq control (3000~9999 Hz)・・・どの帯域を狙って音量を監視するか
  • Output level control (-15 ~ +15 dB)・・・出力する音量を上下させる

具体的にどう使うか

参考までに自分の使い方を恥ずかしげもなく(むしろ恥をかく方向で)晒しあげます(何

  1. まずはどの帯域を狙うか探るためにThresholdとRatioをめっさ深めにかける
  2. ReleaseやWidthは適度に(というかこの時点では超適当)
  3. ボーカルトラックをソロで鳴らしてFreq controlをグリグリします
  4. サ行の時、ガツンと音量が下がったらそこがポイントです
  5. ThresholdとRatioを緩めて調整します
  6. ReleaseやWidthで最終調整

大体こんな感じです。パラメータの名称自体がコンプレッサーとほぼ同じなので、「帯域を絞ったコンプレッサーだ」くらいの気持ちで取り組むと良い感じかなと思います。

ちなみに私の声だと8000~9000Hz辺りで使用することが多いです。他の人の声はどうなんだろう?

総評

なんと言っても「ハードウェアっぽい見栄えが良い」これに尽きます。この手のスタンダードなエフェクターって、プラグイン作者が独自のパラメータを追加して「????」となることが多いんですが、スタンダードなつまみだけでシンプル。

まぁ唯一難点を言えば、Freq controlにもうちょっと幅が欲しいかなと思うことも。女性ボーカルの場合、12000Hzとかを抑えたりするとか耳にしたことが。(情報源は忘れた)

それでも使い勝手の良さ、音質劣化の少なさは及第点かと思います。

作者のウェブサイトにはディエッサー意外にもスタンダードなエフェクターがたくさん紹介されています。全部名前に「Modern」がついててラックタイプのハードウェアエフェクターっぽい見栄えで統一されている所に男気を感じますな。何がモダンなのか、敢えて突っ込まない方向で(ぇ

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