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ギターメンテは店に出すな。リペア工房に持って行け!
2010年
10月02日
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カテゴリ:ギターメンテ
楽器屋で修理受付みたいなのってあるけど、あれってお役所仕事ですよね。言われたことしかしない。「こうした方が良い」とか提案が全くない。すると修理もちぐはぐなものになって結局リペアどころか悪化して返ってくることも。
ギターのことはギター工房へ
そこでお勧めしたいのが「ギターリペア専門の工房」に直に持って行くこと。信頼できる工房を一つ確保して顔と楽器と音楽性を覚えてもらうことが重要。すると次第にあうんの呼吸が出来てくる。
楽器店のリペアの現状
リペアマンが常駐していることはほとんど稀。だいたい、受付だけ「何もわかっちゃいないど素人の楽器店の店員」が受け付けして、楽器店経由でリペア工房へ行く。
リペアマンは楽器店から顧客の「ここを直せ」といわれた部分しかさわれない。顧客と直にやりとりできない、見積もりも決まってるから余計なことができない。
工房へ直に持って行く利点
リペアマンと直にやりとりできるのが最大の利点。例えば「ザグリ入れて欲しい」と持って行って「導電塗料はこのグレードで十分ですね」とか「EMGの電池ボックスの位置はどこがいいですか?」とか「フレット浮いて来ちゃってますね。ピックアップが折角シャープな音なのに勿体ない」等々色々意見、提案してくれる。
音楽家としてプロ意識があるならギターの手入れは日頃からしっかりやるべきだが、どうしてもプロの手を借りなければならない分野もある。その時、親身になって相談・提案してくれる工房を確保しておくことは音楽活動自体がハッピーパッピーになれるっちゅーはなし。
俺が唯一信頼している工房
色んな工房を足で探して話を聞いたり見積もりをしてもらったりして「ここだ」と思ったのが原宿の「松下工房」です。
結構その筋じゃあ有名らしいけど、有名たらしめる前のめりな姿勢と綺麗な仕上がりには圧倒される。あと、「ここ、ゆるんでたんで直しときました」なーんてサービスまでしてもらっちゃったり。すげえ仕事熱心。
口数は皆少ない感じ。でも職人は(個人的感想だが)こうでなきゃ。ベラベラしゃべりまくる口だけの職人になんて大事な相棒をあずけられねえよ。
5年くらい前にここでフレットの打ち替えをしてもらったギターがあるが、未だにフレット浮きもない。ネックも沿ってないし、調整してもらったノイズ対策もバッチリだ。仕事も早くて丁寧。1週間くらいで大体終わる。
まぁ人がやることだから「1週間ですねー」が「やっぱちょっと調整したいからもうちょっと時間もらえますか?」と言われることもある。俺としては「職人が納得のいかないものを受け取って嬉しい音楽家など居ない。俺のパートナーをよろしく。」と言って全面的に肯定している。急いでやって変なモンよこされても嫌でしょ?笑
工房になにを求めるか
俺は精度と提案力を求めている。音楽家が作曲を進めていくうちに「この曲は、曲自身が【こうなりたい】と主張している。その声が聞こえる」と思うのと同じで、ギターにも言えるだろう。「ギターが【こうなりたい】と主張する声を職人が聞き取り、最適化のための提案を客にしてくれる松下工房さんを俺は全面的に信頼している。
まぁさ。
他の某リペア工場に出してクソになって返ってきた痛い経験もあって、結局ここに落ち着いた、ってのもあるんだけどね。笑 木材加工が特に秀逸。0.何ミリ単位の調整もしてくれる。
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